電子書籍が読みづらい

 

お買い物W。結構前に描いていたもので。今日は電子書籍が読みづらい件についての雑記です。映画「プロジェクト・ヘイル・メアリー」を見てきて、そういえば原作本は途中で断念したなあと思い出したのがきっかけです。

紙の本に比べて、電子書籍だと文章を読むのが困難だと感じます。
たとえるなら「文面が目の上で上滑りして頭の中まで入ってこない感じ」です。
実際一般的にそうであるという研究結果が出ているらしいですが、ここでは紹介しません。

ここで急に映画の話ですが、映画「プロジェクト・ヘイル・メアリー」面白かったです。Good, Good, Good.
前述のとおり原作を途中まで読んでいましたが、読んでいなくてもたぶん大丈夫です。
SFのいいとこだけ抽出した感じなので、大変おすすめです。寧ろ予備知識なしで、ポップコーンや飲み物片手に見るのに向いていると思います。
映画を見た後で原作を楽しむのもいいかなあと。今度文庫本で買おうと思います。

さて。普段紙の本を読む時って、目を通すのと同時に頭の中に意味が浸透していきながら記憶になるんですが、電子書籍だと、三行読む速さで一行読まないと頭に入らないし、ともすればそれでも難しい事があります。

じゃあウェブ記事やウェブ小説はどうかというと、この横書き形式はそこまで苦労はないです。慣れているからかもしれません。
ただし、長くなればなるほど物理的な形=紙の本になっている方がありがたいですし、多面的な記憶がしやすいと感じます。

というわけで電子書籍の小説を読もうものなら「紙の手触りと厚みがない」「縦書き」という最悪の組み合わせになってしまいます。

どういうわけか脳内が
「もう目を通したから次のページに行こうよ」
「いや、まだ全然理解していないし頭に浸透していないから駄目だ」
と、喧嘩してしまうんですよね。これだけでまずノイズです。視覚ばかりが先行して、言語認識のスローペースさ(不慣れさ)と喧嘩してしまう。
この喧嘩を認識している分だけ気が散る上に、元から飲み込みも遅くなっているのでストレスがたまります。

「プロジェクト・ヘイル・メアリー」は途中で読むのを断念しました。
なぜかというと、上記の脳内喧嘩をなんとか耐え、情景を想像するという認識過程を頑張ってクリアしても、数字とメカニズムの解説が出てくるので、これらの整合性を検証する作業が加わり、頭の処理がパンクしたからです。
無理ではないと途中までは踏ん張ったんですが、「これでは読書が苦行になってしまう」と、辛くなってやめました。読書が苦行になるとかある?でした。

そんなこんなで、小説や評論などの本の購入は紙の本に戻ろうと思います。

小さい頃から本の虫で、思春期以降は年一で段ボール一杯本を古本に出さないと「床が抜ける」と言われていました。事実、旧実家から新実家へ引っ越すにあたって片付けた後で自室を見たら、若干床がたわんでいました。古い家屋とはいえ。
なのでなるべく身軽にしようと電子書籍にしていたんですが、ケースバイケースだなと思いました。
容量がコンパクトで暗い所でも読めるのが電子書籍の利点ですが、電源が無いと読めないし、他人に貸し出しも出来ないんですよね。

とりとめもないふと思い出した話でした。