5年前のPFLSで作ったオリジナルキャラクター、シモン・V・ド・ロタリンギア。現在は創作作品「HERMAON -人類の境界-」の主人公として、自創作世界へ持ち帰っています。本日は、天気と創作キャラのちょっとした記事です。
今日の雷凄かったですね。そのせいなのかわかりませんが、今日は用事もあったのに一日寝込んでいました。が、あの雷を考えると結果オーライだったかもしれません。
という事でふと、雷→雷霆の庭→シモン、と思い出した次第です。
【創作設定語り】
シモンは「火のロタリンギア」と呼ばれる国の第一王子でした。ロタリンギアの王族は代々成人すると「雷霆の庭」と呼ばれる年中雷が降ってくるエリアで火竜と氷竜を単身で狩り、その素材から自分用の防具を設える儀式があり、成さねば王位継承権を得られない。という設定がありました。(PFLSの設定キャプションでは「雷鳴の庭」と綴りましたが、「雷霆の庭」のつもりでした)
「ロタリンギアの民」は炎から生まれた民とも呼ばれ、命ある限り肉体は火による熱などのダメージを全く受け付けず吸収し、魔力も詠唱も抜きで炎を生み出す、そして総じて温厚な性質を持つ特殊な種族でもあります。外見は通常の人間と変わらず、強いて言えば銀髪が多いです。
王族の成人の儀式のとおり、ロタリンギアは竜族モンスターが跋扈する厳しい自然、山岳地帯に囲まれた天然の要塞状態である反面、王都を中心とした国土の殆どは農耕に適した水の豊かな肥沃な土地です。国民が総じて穏健派である事や、竜との共生が種族の使命かつ問題である事からも他国を攻める理由がありません。また、災害を防ぐ目的で魔導科学研究等の学問が大変盛んでもあります。
諸外国側も、海路以外天然の要塞を超えなければならない上に火が通じない・竜を常に相手にしているので戦闘力も高い・魔導技術でも一歩先をゆく相手に戦を仕掛けるだけ無謀だという事で、結果、ロタリンギアは長らく平和を保っていました。とある事件が起こるまでは。
(「HERMAON~」に続く)
【雷こわい】
というわけで天気の話に戻りますが、住んでいる地域的に恐らく避雷針は多くありそうですから被害の心配はそんなにしていませんでしたが、それでも怖いですよね。
昔、実家の稼業の配達手伝いに同行した際、500m……いやもっと近距離で雷が落ちるのを見た事があります。小さな川を挟んだ向かい側の畑の奥でした。よくある「バリバリ」とか「ゴロゴロ」ではなく、爆発のような「ドーン!!!」という音と地響きでびっくりしました。車で走行中だったので、そのまま慌てて帰宅しました。
雷との距離をはかるのに「光ってから何秒後に音が来たか」がありますよね。それがもう、あの距離だとノータイムです。光と轟音が同時。雷自体もよく見るあの特有の形がまったくわからないくらい「太い光柱」という感じでした。こんなの見ていたら「雷=神の怒り」と考えてしまうのもわかります。ビジュアルと音と速度による怖さ凄い。
でもたしか、昔理科の授業か何かで「雷によって土壌に栄養ができるため、稲が豊作になる事から『稲妻』とも呼ばれた」と聞いたような記憶があります。蓮華を植えるのと同等の効果だったような……科学的な根拠のある話だったと思いますが、忘れてしまいました。気になる方はぐぐってみてくださいませ。
とはいえ落ちれば人的被害は出ますし、故郷では山火事も発生していました。遠くの稲光は綺麗だなと思う事もありますが、やっぱり怖いものは怖いです。気を付けたいですね。